パリに来たら、美術館や有名スポットももちろん素晴らしいですが、朝の街をのんびり歩きながらパン屋さんでクロワッサンを買う──そんな「パリの日常」を味わうのも大きな楽しみの一つです。
私が滞在していたのは、サンルイ島のアパルトマン。
すぐ近くにはカルチエ・ラタン地区があり、散歩がてら朝食や軽いランチを楽しむには最高のエリアでした。
カルチエ・ラタン地区は、学生街として知られており、安くて美味しいお店がたくさんあります。観光客は少なく、日本人にもほとんど会いませんでした。ローカル感を楽しみたい人にはとてもおすすめです。
このエリアには、なんと「クロワッサン・コンクール」で1位(1er prix 2018)を受賞した有名店「La Maison d’Isabelle」もあります。
ここで買ったクロワッサンを温め直して食べたときの美味しさは、忘れられない思い出です。
また、サンルイ島でもアパルトマンのすぐ近くにパン屋があり、朝一番に焼きたてのパンを買いに行きました。
有名店でなくても、朝の焼きたてパンはどこも驚くほど美味しく、まさに「穴場探し」を楽しむ気分。
パリではあえて有名店だけにこだわらず、その日の気分でふらっとパン屋に入るのもおすすめです。
パンを片手にセーヌ川沿いを散歩したり、公園のベンチに座って朝ごはんを食べたり──そんな時間がとても贅沢に感じられます。
観光名所を巡るだけでは味わえない「暮らすように旅するパリ」。
パン屋さんめぐりは、そんな旅の雰囲気をぐっと高めてくれる体験です。
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