はじめに|ロンドンに疲れたら“静寂の村”へ
ロンドン滞在の後半、夫の体調がようやく落ち着いたタイミングで、予定していたロンドンからバスで移動するコッツウォルズへのバスツアーに参加しました。
もともと「はちみつ色の家並みがかわいい」と聞いてはいたけれど、実際に訪れてみると…驚くほど静かで、癒しそのものの空間でした。
観光地というより、“暮らし”の匂いが残る村々を歩いた感覚。
この記事では、その日の体験を振り返りながら、都会とは真逆の時間の流れをお届けします。
目次
- 出発はロンドンの早朝。集合場所からバスで出発
- コッツウォルズといっても、実は“複数の村の集合体”
- 人気観光地ではなく、人がいない村へ
- お店がやっていない?だからこそ楽しめたこと
- まとめ|“何もしない”ことが最高の贅沢だった
1. 出発はロンドンの早朝。集合場所からバスで出発
この日は、朝早くからロンドン中心部の集合場所へ。
利用したのは日本語対応のツアー。やはり歴史背景など日本語でしっかり理解したほうが海外旅行はよりおもしろいと感じます。
集合・出発ともにスムーズで、スタッフもフレンドリーな印象でした。
参加者は20人前後で、バスは広々。
このくらいの規模感だと、静かに旅ができるのも良いポイントです。
2. コッツウォルズといっても、実は“複数の村の集合体”
「コッツウォルズ」はひとつの町ではなく、小さな村々の総称です。
ツアーでは3〜4か所を巡りましたが、それぞれに雰囲気が異なり、散歩するだけでも飽きません。
- ボートン・オン・ザ・ウォーター(運河のある小さな村)
- アッパー・スローター(観光客ゼロのような静けさ)
- ストウ・オン・ザ・ウォルド(アンティークショップが並ぶ)
特に印象的だったのは、夫が好んだのは中心地からはずれた教会、観光客はほぼ居ないけど、畑などがひろがる裏庭があり、ずっとそこで写真をとっていました。
観光客が少ないどころか、人の気配すら薄い場所に立ち止まって、
のんびりと石造りの家々を見上げる時間が、とても贅沢でした。
3. 人気観光地ではなく、村の中でも人が少ないエリアへ
ふつうは「人気の場所に行って写真を撮る」のが観光だと思います。
でもこの日の夫は、「人がいない場所に行きたい」と終始リクエスト。
ツアーの自由時間中に、他の参加者が行かない道を歩いてみると、
誰もいない裏通りに猫がいたり、昔のポストが残っていたり、
偶然の出会いが多くて、それがすごく楽しかった。
“観光”というより、“探検”。
コッツウォルズは、そんな好奇心をくすぐる場所でした。
4. お店がやっていない?だからこそ楽しめたこと
小さな村は日曜休業が多く、観光スポットとしては「なにもない」と感じる人も多いかもしれません。
でもそのぶん、人も音も看板も少なく、ただ歩いているだけで心が整うような気分になれました。
ときどき聞こえる鳥の声、遠くで子どもが笑っている声、石畳を踏む足音…。
こんなにも「音が少ない」空間が、旅先で心に残るとは思いませんでした。
5. まとめ|“何もしない”ことが最高の贅沢だった
ロンドンの喧騒、観光スケジュールの詰め込み、都会の疲れ。
そんなものを一気にリセットしてくれる場所が、コッツウォルズにはありました。
- なにかを“見に行く”のではなく、“感じに行く”旅
- 観光地ではなく、地元の静けさを歩く
- 自分のペースで、ただそこに“いる”という時間
次にまたロンドンに来るときも、1日はこういう「都会を離れる時間」を作りたい。
静けさに価値を感じる人にとって、コッツウォルズは絶対におすすめです。
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